「2023年度 兵庫県公立高入試考察」9~ 数学② 大問1だけは!


武庫之荘(武庫元町)の小学生・中学生対象、高校受験専門 個別指導塾「あすれっぷ学習塾武庫教室」です。

今回は数学の大問ごとの分析です。

◆大問1 まずここだけは最低限!

大問1は「小問集合問題(基本問題)」で小問数は8で配点は24点です。小問題数は多いのですが、全体の得点の5分の1を占めるので、ここは落とせません。

問題構成は、「正負の数」「文字を用いた式」「因数分解」「連立方程式」「二次方程式(解の公式を利用)」はここ数年必ず出ています。度数分布表と標本調査の融合問題が出題されました。

この標本調査は,中学校3年生の最後に学習する単元であるため,対策が不足しやすい単元です。教科書や問題集などで練習しておくことが大切です。

計算ミスをなくし,基本的な問題は確実に得点することが必要。また,問題を解くスピードを上げておくことがカギとなります。

次回は大問が2問出題された「関数」です。

※データは㈱大阪進研

あすれっぷ学習塾 武庫教室  塾長 花井 淨