「勉強法あれこれ」6~こんな勉強していませんか?⑥「考えずにすぐ人に聞く」
武庫之荘(武庫元町)の小学生・中学生対象、高校受験専門 個別指導塾「あすれっぷ学習塾武庫教室」です。
人が一人でできることは限られています。
協力して問題を解決することは素晴らしいことです。
ただ、それが過ぎると「毒」になります。
例えば、教室で子供さんに問題演習用のプリントを渡して、ものの5分も経たずで「先生、わかりません」。質問することは大切です。ただ、私はすぐに質問に答えず「まず考えてみようか」と返すことが多いです。
「教えるのが仕事でしょ」という声が聞こえてきそうですが、果たしてそれが子供たちのためでしょうか。そういったプリントは一度、インプットしたものをアウトプットするためのものが多いのですが、子供たちにとって、すぐに「聞いてわかる」いや「聞いて答えて終わる」方が楽です。
そうです。行き過ぎたマンツーマンは依存心が強くなるだけなのです。
テストはお子様自身が一人で受けるのです。「自分で考える力」自立こそが本当のゴールです。
開業当初、私もどうしても「教えすぎ」でした。しばらくは指導させてもらった生徒たちが日に日に「先生、わかりません」の頻度が高くなっていきました。その結果は言うまでもありません。
マンツーマンで教えられても
「表面の理解だけで、何となくわかった」
「解けてきた問題は少しひねられると手が出なくなる」が問題なのです。
ただし、自身で解説などを読む前に、「面倒くさいから」「人に聞いた方が楽だ」という理由で「解りません」では、全く力はつきません。
にそのような人はいくら時間を費やしても伸びませんでした。こういう「甘えから来る」質問は「自身の足を引っ張る質問」です。
結局、問題を解くのは、勉強している「あなた」自身の力でしかありません。
①解答、解説を読んでから質問すること。
②質問後は自身でもう一度解き直しをする。
教室ではこれを心がけています。
あすれっぷ学習塾 武庫教室 塾長 花井 淨