「勉強法あれこれ」8~こんな勉強していませんか?⑧「調べて語句を埋めるだけ」


武庫之荘(武庫元町)の小学生・中学生対象、高校受験専門 個別指導塾「あすれっぷ学習塾武庫教室」です。

成績不振の人に多いやり方のひとつに、理科、社会などのワーク(学校教材)などの「穴埋め作業」があります。

わからない語句を教科書や参考書で調べて書き込む。調べることは大切です。
ですが、その調べて書いた答えを赤ボールペンで○をつけ…。
語句を記入する問題は全問正解、めでたし、めでたし…。
いや、それって本当に○ですか?

よくやりがちな危険な勉強方法です。基本的知識なしで、いきなり学校のワークをすれば、ほとんど×ばかり。
「気分的に滅入るし、調べて書くから頭に入るはず」という声もあるかもしれません。

でも、よく考えてください。勉強の本質は「×を○にする」こと。ワークはある意味2回目からが本番です。
ほとんど○の状態で、どの問題ができていなか、わかりません。
ここが大問題なのです。
自習で学校のワークをしてもらっている時、その「作業」を見るたびに注意しています。

学校のワーク教材は結構難易度が高いのです。理想は「アウトプット」=実践練習として使うことが正解です。
つまり、インプットはインプット、アウトプットはアウトプットとしてやることがベストです。

インプットは学校の教科書に暗記ペン(赤や緑シートで消える)もので重要語句などを頭に入れる。
そのあとに学校のワークを問題演習=実践練習として使うということです。

絶対にインプット、アウトプットをごちゃまぜにしないことです。

調べて答えを埋めるだけ。それは「穴埋め作業」と同じです。

あすれっぷ学習塾 武庫教室  塾長 花井 淨