「2023年度 兵庫県公立高入試考察」25~ 理科③「読解力」も必要!?
武庫之荘(武庫元町)の小学生・中学生対象、高校受験専門 個別指導塾「あすれっぷ学習塾武庫教室」です。
2023年度入試で出題された問題で、4前年と違った内容で特徴のあった問題は2点です。
①実験結果を考察する問題が多く出題
生物分野が出題された大問Ⅰで「微生物のはたらきを調べる実験結果を考察する問題」がありました。
前に理科の問題文の長さを特徴として挙げていましたが、まさにこの問題がそうでした。
レポート形式の長い文章の中に書かれた,実験方法や結果を,条件のちがいに着目して読みとる力=読解力(国語力)が必要である形式です。
②公式にあてはめるだけでは解けない問題
物理分野が出題された大問4で「モーターの変換効率を求める問題」がありましたが、公式では当てはまらず、問題文や表から必要な数値を読み取って計算して答えを導く問題でした。
ちなみに正解率(得点率)は6.5%でした。
※データは㈱大阪進研
あすれっぷ学習塾 武庫教室 塾長 花井 淨