「2023年度 兵庫県公立高入試考察」26~ 理科④分野別対策「早めの対策を」
武庫之荘(武庫元町)の小学生・中学生対象、高校受験専門 個別指導塾「あすれっぷ学習塾武庫教室」です。
これまで先述してきたのは以下の通りです。
受験科目中、一番受験者の平均点が低い科目「理科」。
問題文も長く、読解力と処理能力も必要です。
出題は各分野まんべんなく
■各分野対策
●生物 ただ、知識を問われるだけではなく問題文や条件を読みとって、思考・考察することで答えを導く問題が出題されています。暗記するだけでなく、理由や仕組みを理解しておくことがポイントになります。
●化学 実験の手順をしっかり読みとれないと,ミスしてしまう問題が多く出題されます。また,質量パーセント濃度や化学変化と物質の質量の計算問題が多く出題されますので、練習しておきましょう。
●物理 計算問題や作図問題が多く出題されています。公式や作図の方法を覚えるだけでなく,考え方を十分に理解して,練習しておきましょう。
●地学 生物分野と同じく知識だけではなく,計算問題も含めて,思考力が必要な出題が多く出題される傾向です。応用問題にも取り組み,実践練習をしておく必要があります。
■理科の対策のまとめ
◆問題文を読む解く力 多様な計算問題の練習が必要
①各大問の知識問題はきっちり得点につなげられるように、「4分野」の幅広い知識を習得しておくこと。
②問題文をしっかりと読み解く力、答えを導き出すために思考力をつけて考察することを日頃から練習しておく。特に計算問題は,公式を覚えるだけでは正答できないため,
考え方をよく理解して,使いこなせるようになる必要がある。さまざまなパターンの計算問題を練習しておく。
平均点が50点未満の苦戦必至の科目です。「付け焼刃」ではなく早めからの対策が必要になってきます。
※データは㈱大阪進研
あすれっぷ学習塾 武庫教室 塾長 花井 淨