「2023年度 兵庫県公立高入試考察」28~社会②地理「地図や統計資料から考える問題」


武庫之荘(武庫元町)の小学生・中学生対象、高校受験専門 個別指導塾「あすれっぷ学習塾武庫教室」です。

社会編の2回目からは分野別に問題傾向などを見ていきます。
まず「地理」。毎年、地図や統計資料の特徴を問う問題で構成されています。

◆部分地図からの分析
■世界地理
ヨーロッパ、アフリカ、南米の地図を題材にした選択問題でした。
なかでも特徴的だったのは部分地図から緯線経線を導く問題が出題されたことでした。地図が複数に分かれていて、本初子午線と赤道を問題にしているので一瞬混乱しそうだが、焦らず全体図を書くなどしてみると解ける問題です。

◆毎年出る「地形図の読み取り」
■日本地理
中四国地方示した地図を題材にした問題でした。
毎年、出題されているのが「身近な地域の調査」=地形図を使用した問題です。
地形図の地図記号や等高線の読み取りなどが出題されています。しっかりと対策をしていきたいところです。

また、ここ数年「東北」「九州」の2地方の問題が出題されておらず、「そろそろ」なのか、気になるところです。

※データは㈱大阪進研

あすれっぷ学習塾 武庫教室  塾長 花井 淨