「2023年度 兵庫県公立高入試考察」3~ 英語① 問題傾向に慣れる!
今回から英語の分析です。
前回掲載した英語の受験者の得点分布です。
■得点分布
80~100 19.8%
60~79 23.1%
40~59 27.2%
20~39 25.3%
他の科目に比べてバラつきがあり、英語の得点が合否に影響が出たと思います。
次に出題内容と配点です。
■出題内容と配点(50分)
1,リスニング 小問数8 24点
2,短文複合問題 小問数7 16点
3,長文問題 小問6 18点
4,会話文問題 小問7 21点
5,文法・語彙 小問8 21点
リスニングが約10分、残り40分で2~5の大問を解かなければなりません。
厳しいです。
◆大切な時間配分
兵庫県はどの科目も問題数が多いのですが、問題の形式に慣れていなければ、ペース配分を間違えれば、力を出し切れないでしょう。
前回より設問数は大問Ⅴの文法・語彙問題で小問数が1問減です。
配点を見るとリスニング問題は配点が高く,正答率も比較的高めの問題が多いため,得点源となっています。
筆記問題では,まずは全体の問題に軽く目を通し,自分が解答しやすそうな大問から取り組むべきです。
すぐに答えが出ない問題はあとに回し,他の問題を先に取り組むなど,時間配分を工夫する必要があります。
どの科目にも言えますが、問題の傾向に慣れることが必須ですね。
次回は英語の大問ごとの分析です。
※データは㈱大阪進研
あすれっぷ学習塾 武庫教室 塾長 花井 淨