「2023年度 兵庫県公立高入試考察」19~ 国語④ 「古文」落とせない基本問題


武庫之荘(武庫元町)の小学生・中学生対象、高校受験専門 個別指導塾「あすれっぷ学習塾武庫教室」です。

国語の分析4回目は大問3の「古文」です。

「漢文」と同様、例年通りの出題形式でした。

◆例年通りの形式 高い得点率
難易度に大きな変化はなく,基本知識を押さえておけば,ある程度得点できる内容です。

題材は『槐記』。

問一は,歴史的仮名遣いを現代仮名遣いに直す基本問題(頻出)。

問二は,語句の意味。

問三は,主語を選ぶ問題。発言者が誰であるかに注意していれば得点できた問題(頻出)。

問四は,本文全体の内容

古文全体の正答率(得点率)は約6割。歴史的仮名遣い、主語の選定はよく出る問題で古文の基本。ここは落とせない問題です。

対策としては次の2点です。

①歴史的仮名遣いなど,基本的な知識を定着させる。

②あらすじを押さえ,作品を通して伝えようとしている教訓や主題をつかむ。

古文は漢文同様、正答率も高いので、表現や内容把握できるような力を確実につえておくことが肝要です。

※データは㈱大阪進研

あすれっぷ学習塾 武庫教室  塾長 花井 淨