「2023年度 兵庫県公立高入試考察」14~ 数学⑥「総合問題」読解問題!?問題の読む速さも必要


武庫之荘(武庫元町)の小学生・中学生対象、高校受験専門 個別指導塾「あすれっぷ学習塾武庫教室」です。

数学の大問ごとの分析5回目、大問6番の大問「思考力を問う総合問題」です。

◆大問6 授業中の「手品」が題材!  

数学の授業中に、先生が行った手品を題材にした問題でした。手品の仕掛けを数学的に考える力が求められた内容です。

毎年出るこの手の問題は文章が長いのが特徴です。理科もそういう傾向ですが、普通の知識、応用問題ではなく、もはや国語力を問われる問題と言っても過言ではありません。

小問1では具体的な数で考えて,小問2は文字で考える問題です。文字の表し方は複雑ではないが,作業を正確に読み取る必要がありました。

どちらも空欄にあてはまる数や式を答えさせる形式のため,80%以上の正解率でした。

小問3では,条件を変えても成り立つことに着目した問題であり,文字を使って一般化して考える必要があり,正解率は34%、16%と低い結果となっていました。

◆ここまでたどり着けるか?

ここまでたどり着いて読み込む時間があれば、できない問題ではありません。どれだけ、できる問題を確実に、素早くこと解いていく必要があります。

次回は数学の対策と傾向の「まとめ」です。

※データは㈱大阪進研

あすれっぷ学習塾 武庫教室  塾長 花井 淨