「2023年度 兵庫県公立高入試考察」2~合否のカギ握った英語
武庫之荘(武庫元町)の小学生・中学生対象、高校受験専門 個別指導塾「あすれっぷ学習塾武庫教室」です。
前回は各科目の平均点、全体的に数学と理科、とくに理科は難しいとご報告いたしました。
その中で合否を左右したのは「英語」だったのではないでしょうか。
その要因として今年の入試の以下の得点別分布です。
■各教科の得点分布
【英語】
80~100 19.8%
60~79 23.1%
40~59 27.2%
20~39 25.3%
【理科】
40~59 40.3%
【数学】
60~79 39.8%
40~59 31.7%
【国語】
40~59 42.9%
【社会】
60~79 36.2%
40~59 35.9%
◆幅広い得点分布の英語
科目別の得点分布ですが、特徴として英語は幅広い分布と80~100点が英語に多いことが分かるかと思います。
また、理科、国語では40~59点のゾーンにたくさんの受験生が集中したことが分かります。
差がつきやすかったのは英語だったことがわかります。
英語が苦手という人も、志望校合格のカギは英語です。
英語は積み上げの教科です。
この夏、しっかり復習して、「長文読解」や「リスニング」の対策を早めに取り掛かりましょう。
次回からは各科目の問題の特徴と傾向です。
まずは、英語からです。
※データは㈱大阪進研
あすれっぷ学習塾 武庫教室 塾長 花井 淨