「2023年度 兵庫県公立高入試考察」11~ 数学④難易度高い平面図形
武庫之荘(武庫元町)の小学生・中学生対象、高校受験専門 個別指導塾「あすれっぷ学習塾武庫教室」です。
数学の大問ごとの分析3回目、3番の「平面図形」です。
◆基本はおさえて、できない問題は「後回し」
例年大問3は図形の出題となっています。
三角形の角の二等分線と相似をテーマとした問題で、補助線をひき,辺の長さや三角形の面積比から考える問題が出題されました。
毎年、小問1,2の「虫食い式」の証明問題です。選択問題でここは正解率も高く、確実に正解しておきたいところです。
最終小問の正解率は23年度 0.5%,22年度 2.0%,213年度 1.0%と難易度が非常に高い問題となっているのが特徴です。
今回は補助線をひき,三角形の面積比を使って解答する方法に気づけるか、がポイントでした。限られた時間の中で気づけなかった人が多かったか,問題を飛ばした人が多かったものと思われます。
図形の角度・長さ・面積・体積,三角形の合同・相似の条件など基本事項は押さえておく。そのうえで、例年得点率が低い問題が出題されるため,解答に時間をかけ過ぎず、後回しにする判断が必要です。
次回は大問5、確率です。
※データは㈱大阪進研
あすれっぷ学習塾 武庫教室 塾長 花井 淨